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「ハード・ロックって、不良の聴く音楽でしょ?」
ちょっと待った~!(ねるとん風、笑)
そんなこと言ってるキミは、おくれてるゾ。
今、オシャレなニート達の間では、ひそかにHR/HMが大人気!
それはきっと、HR/HM特有の泣きのギターが、ニートな心の空洞を優しく埋めてくれるからなのかも…。
今回は無数にあるHR/HMのアルバムの中から、特に厳選したものをキミ達に紹介するよ。
紹介したアルバムは、どれも今や「ヴァージン・メガストア」なんかでは絶対に手に入らなくなったレア・アイテムばかり!
これを聴いて、友達にちょっぴり差をつけちゃおう!
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●名盤 NO.1
ラット「情欲の炎」
マミヤがジャケットを飾った、ラット衝撃の1STアルバム。
このアルバムのサウンドを一言で表現するならば、「時はまさに世紀末」って感じかな。
原作者・武論尊の主張が、この一枚に凝縮されているといっても過言ではないですよ。
マジおすすめ。アニメ版のオープニング・テーマにもなった「WANTED MAN」、ユダとレイとの死闘を描いた「YOU’RE IN TROUBLE」等、とにかく聴きどころ満載。
「北斗の拳ってどんな作品?」っていうビギナーは、まずこの作品を聴きましょう。
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●名盤 NO.2
マイケル・シェンカー・グループ「限りなき戦い」
う~ん、なんていうかさ。今のギタリストって何にもわかってないと思うのよ。
ロックに必要なのは、テクニックじゃなくてスピリットなんだよね。
マイケル(g)はね、ガール・フレンドともめて、ベンツにギターを叩きつけたの。
ここまでは、まあ人生って長いからさ、誰にでも似たような経験があるのかもしれない。
でも、マイケルが本当にスゴイのはね、このジャケットの撮影ために、もう一回ベンツにギター叩きつけてるってトコロ。
一回じゃなくて二回。しかもベンツだよベンツ!
二回ともベンツ。ここが大きなポイント。
普通の人だったら一回目で、「女にフラれたぐらいで、何であんなことしちゃったんだろう…」って、反省しちゃうじゃない?
でもマイケルは違うんだよ。
もう一回いっちゃうんだよ。
しかもこのギター、撮影用に用意したものとかじゃなくて、なんと、自分が使っているメイン・ギターなんだからね!
これがどういことかわかる?サブじゃなくてメインなんだよ!
普通のギタリストには絶対に真似できないよ。
さらにこのギター、この撮影で折ったあとにね、修理して再びメインとして使ってるんだよ!
「あとで修理して使うなら、最初から折るなよ」って社会の大人達は言うかもしれないけど、それに対する反抗っていうのが、マイケルの偉大なスピリットなんだな。
結局、このアルバムでマイケルが成し遂げた偉業っていうのは、尾崎豊が盗んだバイクで走り出すまで誰にも超えることができなかったんだ。
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●名盤 NO.3
イングヴェイ・マルムスティーン「マグナム・オーパス」
名匠イングヴェイが作り上げた傑作中の傑作。
それがこの「マグナム・オーパス」。
「マグナム・オーパス」というのは、文字通り「傑作」という意味なんだよ。
この名前からも、イングヴェイの自信のほどがうかがえるよね。
じゃあ、どれぐらいスゴイかっていうと、一目瞭然。
岩に突き刺さるぐらいスゴイ。
オレも実際に触らせてもらったことがあるんだけど、本当に感動したな。
姿は、身幅が広くて、重ねは厚め。反りはなくて、中切先になってる。
地鉄はオリハルコン。
オリハルコンというのは、板目肌に「ひじき肌」とも呼ばれる肌合いを見せ、沸、地景が入り、とても潤いのある美しい地鉄なんだよ。
刃文は相州正宗を彷彿させる互の目乱れで、稲妻、金筋、砂流しが入り、沸が強く付いて、匂い口は深く明るく冴えてたね。
本当に贅沢な一振りです。
みんなも一度見ておくといいですよ。
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●名盤 NO.4
マイケル・シェンカー・グループ「神話」
マイケル・シェンカー・グループ(以下、MSG)のセカンド・アルバム「神話」。
オレは「限りなき戦い」の方が好きだけど、マイケルの代表作としては、この「神話」を推す人の方が一般的かもしれない。
まあ、どっちも素晴らしいんだけどね。
”永遠の清純派”広末涼子が、このアルバム・ジャケットに移っているコージー・パウエル(Dr、右端)の口元の表情を真似し、そのことによって後の大ブレイクを掴み取ったという話は関係者の間であまりにも有名。
そういった後続への影響を考えると、MSG初心者は、まずこのアルバムから聴き始めるのもいいかもしれないな。
あと、MSGのアルバムを購入する前に、このバンドを長きに渡って支えたスーパー・ヴォーカリスト、ゲイリー・バーデンについてもいくらか知っておいたほうが良いかも。
その方が、作品をより深く味わうことができるんじゃないかな。
数多いゲイリー関連の著作から一つチョイスしておくので、参考にしてみてほしい。
・ [ゲイリー・バーデンを救え!」 tt著 ビッグローブ
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●名盤 NO.5
ラウドネス「サンダー・イン・ジ・イースト」
日本最強のヘヴィ・メタル・バンド、「ラウドネス」。
彼らの本格的な海外進出は、このアルバムによって果たされたのだ!
「サンダー・イン・ジ・イースト」、直訳すると、「西からは見えない」。
このアルバム発売当時のアメリカと日本ってさ、今の感覚でいえば月と地球ぐらい距離が離れていたの。
日本にはまだチョンマゲのサムライがいるとアメリカ人は本気で思っていたし。
そういった西欧における極東の認知度の低さを皮肉ったのが、この「サンダー・イン・ジ・イースト ~ 西からは見えない」というタイトルなワケ。
いわゆる「自虐ネタ」なんだよ。
実際、当時は認知度だけでなく、文化的な面でも、日本はアメリカの足元にも及ばなかったというのが現実。
確かに、経済的にはバブルだったし、大きなビルもたくさん建ったけど、人の飢えや渇きというのは、お金だけでは癒すことができないものなんだよね。
この文化的な格差を埋めるためのカンフル剤として、大規模な「日本アメリカ化計画」という国策が進められたんだ。
教科書に選ばれたのは「ポパイ」という雑誌でした。
そして、日本の若者はみんな、この「ポパイ」を読み込み、「ポパイ」に従い、死ぬ気でアメリカの文化を吸収しようと頑張った。
アイ・ラブ・アメリカ。アイ・ラブ・ニューヨーク。アメリカさん、こっちに振り向いてよ。つまり、ロング・ディスタンス・ラヴ。
苦肉の策ともいえる「日本アメリカ化計画」は、ナイキのバスケット・シューズをめぐって学生が刺傷事件を起こすまで続いたんだ。
むこうで買えば、一万円ぐらいのシューズだよ?
それをめぐって、ナイフでケンカしちゃうんだよ?
それがどういうことかわかる?
つまり僕らは、そういう国に生まれたってこと。
この流れは、村上龍とか、あと最近のジャパニーズ・ヒップ・ホップ・シーンにも確実に受け継がれてるよね。
彼らは否定するかもしれないけど、結局のところ僕らは同じ穴のムジナなのさ。
とにかくまあ、そういった「日本アメリカ化計画」の中で流された日本の若者の尊い血と汗と涙の結晶のうちの一つが、この「サンダー・イン・ジ・イースト」だといえるかもしれない。
「どうだ!俺たちの曲はアメリカ人やイギリス人そっくりだろ?俺たちって、アメリカ人から見てもカッコイイだろ?サンキュー・アメリカ!!」
マジソン・スクエア・ガーデンの四万人の観客の前でこう叫んだニイちゃん(Vo)の心は、誰よりも複雑だったんじゃないかな…。
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●名盤 NO.6
タイガース・オブ・パンタン「スペルバウンド」
数あるNWOBHMのアルバムの中でも、名盤中の名盤といえるのが、この「スペルバウンド」だ!
ノリが良くてスピード感溢れる一曲目から、聴き手は完全にノックアウト!
ボーカルの声も、すっげぇカッコイイんだよね。
たださ、左の崖から右の崖までの距離って、多分、1メートルくらいじゃないかな?
高さもそんなになさそうだし。3メートルくらい??
落ちたって死なないって。
ていうか、アンタ、一応ネコ科でしょ?
さっさと跳べよ。
ここまで煽られても、足がすくんで踏み切れないタイガー。
完全にビビってます。
この思いっきりの悪さが、ブレイクしきれなかった一番の原因でしょうね。
本当に残念。
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●名盤 NO.7
シン・リジィ「サンダー・アンド・ライトニング」
鋲つきの皮手袋とギター、雷が落ちるのはどっち?
この危険な実験に、体を張って挑んだフィル・ライノット(Ba、Vo)。
う~ん。漢ですね。
結果はご覧のとおり。ギターに落ちました。
実験後のインタビューで、フィルはこうコメントしていました。
「自信はあった。しかし、怖かったことも確かだ。地面の中はサウナのように熱かったが、オレが流していたのは冷や汗だったんだ。」
このエピソードが元となって、「コールド・スウェット(本アルバムに収録の⑤)」という名曲が生まれたのは、HM/HRファンの間では有名な話。
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●名盤 NO.8
ブラック・サバス「ヘヴン&ヘル」
オジー・オズボーン(Vo)脱退後、ロニー・ジェイムス・ディオ(Vo)を迎えて制作された新生ブラック・サバス第一弾。
優勢であったはずの右端の男が油断したその瞬間、全ては決まった。
相手に悟られないように、さりげなく相手の手札を盗み見る中央の男。
「おいおい、カード見せちゃって大丈夫なの?」と心配しつつも、決して忠告はしない左端の男。
そして、起死回生の大逆転。
迎えた勝負の結末は、まさに「ヘヴン&ヘル」。
HMの化身ブラック・サバスの底力を思い知らされる傑作アルバムだ。
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●名盤 NO.9
ディオ「ホーリー・ダイヴァー」
HM界最高峰ヴォーカリストであるロニーの初リーダー作となったのが、この「ホーリー・ダイヴァー」だ。
幾つもの名盤を生み出してきたロニーだけに、その代表作を選ぶのは非常に難しいが、筆者としては、この「ホーリー~」こそがロニーの頂点であると主張したい。
楽曲は若干荒削りではあるものの、「シェー」のポーズをとりながらも左手がさりげくエスパー魔美になっているなど、そのインパクトはとにかく強烈!
①スタンド・アップ・アンド・シャウト、⑧レインボー・イン・ザ・ダークは名曲中の名曲。
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